・寒くなってきてあまりバイクに乗れてない
・冬に必要なメンテナンスを知りたい
バイクには適切なメンテナンスが必要です。
ただ毎回乗る前に点検をしている人なんてほとんどいないと思います。
正直メンテナンスって何をすればいいの?と思う方もいるでしょう。
なのでこの記事では特に冬に多いトラブルを未然に防いだり原因究明に役立つ情報を書いていこうと思います。
冬のバイクはデリケート
冬はライダーにもバイクにも厳しい季節です。
なぜならお互い寒さによって様々な影響を受けてしまうからです。
ライダーは体がこわばり疲弊してしまい、
バイクはバッテリーにダメージがいきやすくなってしまうからなんです。
ではバッテリーが弱るとどのような症状が出てしまうのでしょう?
僕が体験したことのあるバッテリーが弱っている時の症状を書いてみると↓
バッテリー弱りの症状
こんな症状が出てしまうんです。
結論から先に言うとこの症状が出る場合はバッテリーが相当古いか全然バイクに乗っていないかのどちらかです。
そして2つの理由と冬の寒さが重なる時にバイクにさまざまな症状が出てしまいます。
なぜ寒くなるとバッテリーの症状が出てしまうのかについてと
解決法も含めて次から解説していきます。
バッテリーは温室育ち?
バッテリーはとにかく寒さに弱いです。
人間もそうですが寒い状態ではバッテリーは電気をライトや電装品に送ったり、エンジンをかけたりする機能が弱くなってしまうんです。
なぜかといえばバッテリー内で起きる化学反応が寒い時は鈍くなってしまい電気を作ったり送ったりが遅くなってしまうからなんですね。
人間も準備運動なしで冬の持久走をやる時は最初が一番きついですよね?
それと同じイメージです。
しかしバッテリーは自分でウォーミングアップをしてくれるわけではないので人間が健康状態を確認して適切な処置をしてあげる必要があります。
…と言っても全て機械任せなので人間がやることはそんなにないのですが。
バッテリーの健康状態を確認する
バッテリーの健康状態とは適切な電気を他の機器に送れるかどうかです。
なのでテスターというものを使ってどのくらい電気を送れるのかを測ることでそのままでも大丈夫なのか、充電か買い替えが必要なのかというのを知ることができるんです。
僕はテスターの専門家ではないので高い商品のことは知らないのですが、安いものは1,000円台から高いものは10,000円までピンキリであります。
ちなみに僕が使っているのはアマゾンで調べた時におすすめになっていたオーム電機のものを使っています。
このテスターの良いところを上げていくと、
いいところ
1. 安すぎない安さ
2. デジタル表記で数値が出るので分かりやすい
3. 使い方を忘れても検索すれば秒で情報が出てくる
4. ホビーユーザーはこれ一択なんじゃないかな
とにかくテスターの使い方を調べるとこのテスターを使っているブログや動画が溢れていることに驚きます。
そんな前例の多さも僕がこれを買うに至った決め手の一つですね。
見た目もシンプルで測定結果の数値もデジタルで表示されるので直感的に操作をすることができます。
正直戸惑うのは電源を入れた後にどの測定モードにセットするかくらいじゃないでしょうか?
覚えておくべきなのはVの200というところにセットすることだけです。
(おそらく20でもいけますが僕は測定に問題ないので一応多めに設定しています)
そこにセットさえすればテスターが壊れることなく電圧を測ることができます。
適切な測定値も知っておこう
僕は冬になるとバッテリーの充電をすることもあるのですが
充電が完了した時点でのバッテリーの数値は13Vと表示されます。
だいたい12.5V〜13Vが正常なようなのでこの範囲よりも低い場合は新品に買い替えかバッテリーを充電する必要があります。
バッテリーも型番の数字やアルファベットの違いで大きすぎるものを買ってしまったりすることもあるので慎重に選びしょう(過去に販売側が間違えてFZ1のバッテリーがきたことがあるので本当に慎重に選びましょう)
ちなみにFZ400は標準でYB12A-Aという天下のユアサバッテリーがついていますが、日本のユアサは値段がバカ高いので純正マニア以外は互換品を買うことをお勧めします。
下手すると1/3の値段で買うことができますよ。
僕が使っているのはST12B-4というバッテリーですが中国製の割にはバッテリーが死ぬことも爆発することもなくずっと使っていられるので穴場的バッテリーかもしれません。
買い替えない方法もある
買い替えない方法もあることはあります。
それはバッテリーを充電してしまうという方法です。
スマホと同じでバイクのバッテリーも充電器を使えば不自由なく使うことは可能です。
バッテリーの充電器はバッテリーと同じくらい他商品との性能差がわかりづらい商品ですし、ぶっちゃけどの基準で買えばいいのか?というのも謎な商品です。
一応の基準としてはトリクル充電のようにバッテリーをいたわるような充電方法を採用している充電器が必須だと僕は思います。
僕が使っている充電器は下の記事で紹介していますのでよかったら合わせて読んでみてください。
一番のメンテナンスとは…
冬のバイクメンテナンスで一番大切なことは
最低週一回バイクに30分以上乗ることです。
これだけでバイクについている発電機によってバッテリーにも充電されますし、バイクの各パーツ自体のメンテナンスにもなります。
逆にいうと今回お伝えしている内容をやっていても乗らなければバッテリーは劣化し続けてしまいます。
献身的なライディングこそバイクに対しての1番の思いやりなんです。
まとめ
- バッテリーは寒さに弱い
- テスターでバッテリーの健康を確認する
- 必要に応じて充電する
- どうしてもダメなら互換バッテリーに買い換え
- 一番のメンテナンスはこまめに乗ること