・バイク屋で配線が錆びてるから無理と言われた
・ヤマハの対策部品でも無理...
・なにを買えば光量がOKになるの?
このようなお悩みはFZ400乗りであれば誰もが通る道であり、登竜門の一つでもあります。
過ぎてしまえばなんともないのですが初めてのユーザー車検や前回がまぐれで通ってしまった方などは やはり苦手意識や車検恐怖症に陥る方もいるかもしれません。
そんな方に向けてFZ400乗り界隈では有名なとある商品を今回はご紹介します。
結論:バッ直一択
これが答えであり真理です。
ちなみにバッ直っていう言葉をご存知ですか?
僕はFZ400に乗るまでこの言葉を知りませんでした。 バッテリーに直接アクセサリー類を繋ぐことをいうそうです。 そう、ただ短くなっただけの用語です。
ではなぜFZ400ではバッ直をする必要があるのかについて解説していきます。
FZ400が標準で車検に受からない理由
まずFZ400の光量関連で調べると主に2つの理由がヒットします。
2つの理由
1. バッテリーからヘッドライトまでの配線途中で電気が分散してしまい光量が不足する
2. FZ400自体の配線が古く錆が出ているため電気が減衰する
このようにどのみち電気を食われる要因があるためにFZ400はノーマル状態では車検に受からないようになっています。
そしてYAMAHAもこれに対応する部品を昔出したそうなのですが、その部品をもってしても車検に受からないというもはやネタのようなバイクが何を隠そうFZ400なのです。
どのみちノーマルの配線を使っていてはヘッドライトを変えようがバッテリーを新品にしようが無駄なのです。
なのでバッテリーから他の配線を飛び越えてヘッドライトまで繋ぎ電気を無駄にせず伝える部品が必要になってくるのです。
ヘッドライトリレーハーネスという選択肢
名前が長くて訳わからんになりそうですが、要するにヘッドライト用のバッ直ケーブルです。
これを使えば車検はもらったも同然です。
ちなみに僕が使っているのは"デイトナ製ヘッドライトリレーハーネス"というものです。
他にも1万円近くするものもあるようですが正直これで車検に落ちたことがないのでこっちでいいです。
しかもなんといっても高い商品の半額近くで手に入るのもポイント高いです。
安くて性能が高いとか売れないわけがないですね。
実際にバッ直ケーブルをつけてみる
ここからは実際につけてみましょう。
バッテリー周りに触れたことがないという人もいるかもしれないので、今回はバッテリーから取り付けを解説します。
step
1バッテリーに端子を繋ぐ
まずはバッテリーにケーブルを接続します。
繋ぐ時は赤いプラス端子から繋げて黒いマイナス端子を繋げるようにしましょう。
FZ400はバッテリー端子のプラス側は赤いカバーがしてあると思うのでそちらにバッ直ケーブルの先っちょがUの字になっている赤くて細いケーブルを接続します。
やり方はプラスドライバーですこしネジを緩めてUの字を間に挟んでネジを締めます。
同様に反対側の黒いケーブルが接続されている端子に黒くて細い方のケーブルを接続しましょう。
※なれない方はホームセンターでゴム手袋(手のひら部分だけでもいい)を買ってきて装着してからやりましょう!
step
2途中経路の配線をする
FZ400の場合はタンクをずらすのも簡単ですが、僕はそれすらめんどくさかったのでフレームとタンクの間に押し込むようにしました。
意外と断線することもなく4年間使い続けられています。
ちなみにタンクをずらす場合はタンクとハンドルステーの間にあるこのナットを緩めると簡単に持ち上げることができるので気になる方はやってみてください!
ガソリンは少ない方がタンクを持ち上げやすくてオススメです。
step
3ヘッドライトに繋ぐ
ここがすこし迷うかもしれません。
なぜなら僕が戸惑ったからです。
まずヘッドライトに刺さっているケーブルを抜いて片方だけバッ直ケーブルの黒い端子に接続します。
接続できたら今度はバッ直ケーブル側の端子をヘッドライトに接続するといった流れです。
ちなみに先ほど余ったもとのヘッドライト端子は絶縁をして濡れないところに配線を取り回して隠しておきましょう。
ちなみに僕はビニールテープでグルグルに巻いてスピードメーターの後ろらへんにくるように配線しました。
step
4適当にまとめて完成
最後はハンドルを切った時に変に引っかからないかなどを確認して結束などでまとめれば完成です。
ちなみに僕はめんどくさがりなのでコードはカウル内でフラフラさせてますw
これで受かる!…無理なら他の項目もチェックしよう
これで通常ならなんのカスタムもセッティングもせずに車検に受かる光量になっているはずです。
もしこれで受からないなら僕がやっている願掛け的な儀式をするのもいいかもしれません。
詳しくは下の記事にも書いています。
まとめ
- バッ直一択である
- ヘッドライトへの接続だけ気をつける
- これで光量不足なら奥の手を試すべし